→「異形の祭(いぎょうのまつり)」のあとがき まず言っておきたい事があるのですが……、 私は未だかつてこのような祭りが中国に存在すると聞いた事はありません。
歴史詐称も甚だしいです、えぇ。この話は全くのオリジナルとお考え下さいませ。
二人の年頃は大体12歳位で考えています。 え・・・っと、何だか思いの外周瑜が情けない話になってしまいました。女々しくならないよう頑張ってます。 この時点ではまだ周瑜に恋心はありません。意識が芽生える時期の事はちゃんと一話割いて書きたいと思いますので、この話の中では二人は純然たる親友です。策瑜というより断金ですか。 それにしても、長い・・・。 書いていると色々なことを盛り込みたくなってしまう性分らしいです。 ですが、とりあえず今話で示しておきたかったのは、二人の仲の良さ(←いまいち不安)と精神的な上下関係です。この上下関係は時と場合によって大いに逆転しますが、根底はこんな感じでお願いします。 あ、それで、最後の方、孫策が周瑜の仮面を取るシーンがありますが、孫策自身はその直前の無言になるところで自ら仮面を取っています。周瑜は俯いていてそれに気付いていません。ゆえにそのことは文言化しませんでした。・・・自分で気になったので、ここで言い訳しておきます。 それでは、「異形の祭」をお読み頂きありがとうございました。 香乃柊 (2006.12.22 / 2008.08.06 改稿) 異形の祭へ ← 小説topへ ← |